はじめに
無料でカスタムフィルターが使いたいという場合、AdLockもおすすめです。
紹介記事はこちら。カスタムフィルター、ブロッカーとしての動作確認も行っています。
https://kawaii.flier.jp/2023/03/04/post-402/
AdGuardは有料版と無料版があり、無料版では一部機能が制限されます。
広告除去 | ユーザー ルール | カスタム フィルター | DNS ブロック | |
無料版 | ○ | ○ | × | × |
有料版 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Safari広告除去であれば無料版で十分な効果が得られます。
またユーザールールで独自のルールを追加することも無料版でできます。
有料版のカスタムフィルターは、例えば他の誰かが作成したフィルターを購読するもの。
購読したフィルターは自動更新となります。
DNSブロックは、ある特定のドメインが含まれるときはブロックするルール。
ネットワークレベルですから、SafariのみならずiOSの通信全てを対象とします。
漫画アプリなどの広告を見てチャージするものも影響を受けてしまいます。
Androidはアプリごとに指定できます。
無料版でのユーザールール入力
無料版ではカスタムフィルターの導入はできませんが、
ユーザールールでの手動管理に限り公式に用意された方法があります。
AdGuard起動
AdGuardによる保護→Safariでブロック
Safariでブロック→ユーザールール
“︙”→ルール入力または読込
適用したいルールをコピー
かわいいフィルターを例とします。
GitHubへアクセスし、ルールをコピーします。
コピーしたルールをそのままエディタへ貼り付けしてください。
チェックボックスを外せばルールは一つずつ無効化できます。
エディタは内容を保存・編集できます。
注意
エディタへ入力したテキストとルールは上下逆転します。
ユーザールールであるため、自動更新はされません。
かわいいフィルターでは、わたしが見たくない記事を見つけ次第更新しています。
(Yahooの仕様が変わらない限り、大規模な修正はしないと思います)
ユーザールールを書くときに知ってると役立つこと(iOS)
2023.03.06追記
どうやらこの記事、Google検索の掲載順位が高いみたいで…。
ユーザールールを追加する際、おそらく下記の画面のように一つずつ入力している方もいらっしゃると思います。
これでも追加はできるのですが、うっかり操作ミスして入力した内容がきえちゃった…なんてことがよくあります(スワイプすると消えちゃいます)
自分でiPhone上で入力するにしても、やはり記事上部で紹介したエディターを使って記入していくのが使いやすいと思います。
ルールの作り方は、AdGuardのリファレンス、uBlock OriginのWiki、AdBlockPlus Help Centerなどを読んで、自分で試行錯誤しながらやっていくのがいいのではないでしょうか。
日本語情報ならなんJAdGuard部Wikiとか。
有志により作成・公開されているフィルターがたくさんありますから、中身を読んでみたり、各ルールの動作を確認するのもいいと思います。
AdGuard 公式リファレンス
https://adguard.com/kb/general/ad-filtering/create-own-filters/?clid=VJq58i&utm_campaign=filter_rules&utm_medium=user_filter&utm_source=ios
uBlock Origin
https://github.com/gorhill/uBlock/wiki/Static-filter-syntax
AdBlock Plus Help Center
https://help.adblockplus.org/hc/en-us/articles/360062733293
なんJ AdGuard部
https://wikiwiki.jp/nanj-adguard/フィルタ構文
いろいろなフィルター
https://wikiwiki.jp/nanj-adguard/フィルターリスト#f8b159a6
日本国内のフィルター開発者の方ですと、
https://github.com/Yuki2718/adblock2
https://github.com/eEIi0A5L/adblock_filter
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