AdLockについて

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AdLockについて

AdBlockではなくLockです。

提供しているのはスロバキア共和国のHankuper s.r.o.という企業。
チェコかと思いましたが、スロバキア共和国でした。昔はチェコ・スロバキア。
日本国内でのサポートはLODESTAR JAPANという代理店を通しているようです。

コンテンツブロッカーとしてなかなかいいアプリだと感じましたので、提供元のURLを貼ります。
APKとはなるみたいですが、Androidでもインストールできるみたいですね。
日本語版サイト:https://jp.adlock.com
英語版サイト:https://adlock.com

インストール

今回もiPhone 13 mini (iOS 16.3.1)を使います。

まずはインストール。

今回もアプリに言われるがまま設定を進めていきます。
この時点で読み込まれるフィルターの数からして、AdGuardと同じくらいのルールが読み込まれているのかな?と感じました。


サブスクリプションが要求されましたが、今回は右上の「×」をタップし無料で使いました。
有料版の機能確認は後からでもできるので。

今回もGoogleで検索広告が表示されるか試しました。

無事、検索広告は除去されました。

AdLockの英語版サイトを見ると、どういうオープンソースソフトウェアを使っていますよっていう情報がありました。
独自のフィルターがあるかわかりませんが、基本フィルターはAdGuardベースフィルター(Easy List含む)なのかな?
https://adlock.com/acknowledgements/
(日本語版サイトには探した感じこのページがありません。英語のままでいいので貼った方がいいと思います…)

AdLock カスタムフィルター導入

色々設定を見ていた時に気になった項目がありまして、

「高度な管理モード」というもの。これはもしかして…

「高度な管理モード」を有効化したところ、「インポート」や「ユーザーフィルター」が現れました。
どうやらカスタムフィルターやユーザールールが導入できるような感じです。
インポートをタップし、かわいいフィルターを入れてみます。
以下のGitHubのURLをベタ貼りしてみます。
https://raw.githubusercontent.com/killtrill/kawaii_filter/master/kawaii_filter.txt

かわいいフィルターがインポートできました。
この状態でYahooにアクセスし、Yahooのどうでも良い記事が消えるか確かめてみます。

200記事あるはずの芸能タブがたった4記事しかありませんので、
かわいいフィルターが動作しているとみて間違い無いでしょう。

「高度な管理モード」として隠れているものの、無料でもユーザールールやカスタムフィルターが導入できるあたり、優れた広告・コンテンツブロッカーだと思います。

AdLock 有料ライセンスについて

かなり有用なアプリだと思いましたので、有料ライセンスについても試してみました。

iOS版は1週間の試用期間があります。
Appleの場合、試用期間のあるアプリは即解約しても、期間内は有料機能を利用できます。
とりあえず即解約して、気に入ったら契約するという使い方もありだと思います。
解約忘れをするタイプの方は、定額サブスクリプションの自動更新を解除しておくのを忘れないようにすると、不要な支出を少しでも減らすことができるかもしれません。

ちなみにわたしは無料でも十分使えることがわかったので、即解約しています。ごめんね。

AdLockにおいて有料ライセンスで変わった部分はというと、VPNによるブロック機能が追加されたことかな?

これはSafari以外のアプリ(例えばゲーム内の広告とか)をブロックしたい時に役立つ機能ですが、漫画アプリのような「広告を見てチャージ」も一緒にブロックされますので、人を選ぶ機能かなと思います。

AdLockについては、無料ライセンスで十分な機能があると思います。

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