Windows版Google Playゲーム
2023年4月19日のGoogle Japan Blogに掲載されていた内容ですが、一部のAndroid向けゲームが正式にWindows PC上で動作できるようになりました。
https://japan.googleblog.com/2023/04/Google-Play-Games-beta.html
(上記リンクだけブログカードでないのは画像が動いてしまうから。個人的に好きじゃない)
公式サイトよりベータ版にアクセスできます。
ハードウェア仮想化が必須であることから、Android仮想マシンを動かしているのではないかな?と推測しています。
WindowsでAndroidアプリを動かす公式な手段としてはAndroid用Windows サブシステムがありますが、2023年5月2日現在はAmazonアプリストアからのアプリインストールに限られ使い勝手が良いとはいえません。
非公式な手段としてNoxPlayerなどのAndroid仮想マシン(Androidエミュレータ)があります。
ゲーム以外のGoogle Playストアのアプリがインストールできるため利用されている方もいらっしゃると思います。
わたしはAndroidスマホ実機を使えばいいので、お試しくらいでしか使ったことはありません。
最近だとXboxのクラウドゲーミングのように、ユーザー側のPCが低スペックでもゲームが遊べるサービスもありますが、仮想マシンを動かすとなるとユーザー側もそれなりの性能のPCが必要となります。
低スペックPCで動作させてみる
サイト管理、フィルター更新に使うPCで試してみます。
機種はBeelink U59というミニPC。
メモリやSSDは増設しています。
CPU Celeron N5095 4コア4スレッド
GPU Intel UHD(CPU内蔵)
メモリ DDR4 SODIMM 2933MHz 16GB
SSD Samsung 870 EVO 500GB(SATA3)
Google Playゲームの要件
文字だけ見るとGoogle Playゲームの要件を満たしているような…満たしていないような…。
CPUのコア数でいえば実は要件を満たしています。
GPUはIntel UHD数字なしバージョンなので要件を満たしたいません。
おそらくGoogleはちょうど物理4コア、Intel UHD 630のIntel Core i3 8100を想定していると思います。
この低スペックパソコンでまともに動くものがあるのかお試ししてみました。
アークナイツの場合
スマートフォンの動作環境
だいぶざっくりとしていますが、ハイスペックを要求するゲームではありません。
CE-6というマップをプレイしています。
CPU使用率は80~100%、GPU使用率は80%ほどでしょうか。
想像していたよりまともに動きましたが、ずっとこの環境で遊ぶのはちょっと厳しいかな…。
ウマ娘の場合
CGがきれいなゲームですね。
公式サイトに推奨環境が掲載されています。
iPhoneだとiPhone X(Apple A11)、代表的なAndroid端末ではSamsung Galaxy S9+(Snapdragon845/Exynos 9810)あたりからが推奨端末。
2018年ごろのハイエンド端末なら遊べるようです。
Windowsの推奨環境からすると動作不能なレベルな気がしますが…。
チュートリアルのCGライブシーンです。
一応動きますが、CPU使用率は100%張り付き。
育成やシナリオパートはもう少しましかも?
このゲーム、実は遊んだことないです。
アイマスのディレ1が開発初期からしばらくCygamesでコンテンツの指揮をしていたと聞いています。
無事にアプリ配信でき、大ヒットできてよかったですね。
活用例
もちろん各々で好きなように使えばいいですが、わたしはアークナイツのストーリーを読むのに使おうと思っています。
ウマ娘ならCGライブシーンを大画面で見るのが良さそうですね。遊んでないけど。
参考:MINISFORUM X400
CPU Ryzen 5 4650G PRO 6コア12スレッド
GPU Radeon Graphics(CPU内蔵)
メモリ DDR4 SODIMM 2667MHz 32GB
SSD Samsung 980 PRO 500GB(PCIe 3.0×4)
元はスマートフォンのアプリとはいえ、ある程度のスペックは必要のようです。
ウマ娘はなぜか0%のまま動かず。
わたしの環境になにか問題があるのかな?
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