ミニPCのSSDがいつの間にかマウントしなくなっていた
WindowsはBeelink U59という中国深圳の新興企業のミニPCを使っています。
https://www.bee-link.net
小型、静音、安価、分解掃除可能、拡張性・インターフェースも多く気に入っています。
Samsung 870EVOとKingstonのメモリは別途買いました。
この製品には、AZW(製造メーカー)ブランドのM.2 2280 SATAのSSDが付属していました。
このSSDがいつの間にかマウントしなくなっており、人知れずご臨終していました。
システムドライブはSamsung 870EVOにクローンしていたので、まったく気がつきませんでした。
Silicon Motionのコントローラーと…NANDチップは外観ではよくわかんない。
壊れたからなおさらわかんないね…。
どっちみちSamsung 870EVOがあれば十分足りるので、お遊びで怪しいSSDを買ってみました。
M.2 2280 NVMeなら選択肢が豊富なので怪しいものを買わなくていいんですが、M.2 2280 SATAになると選択肢が狭まります。
そもそもM.2 2280 SATAを増設するパターンは珍しいですからね。市販品も実質WesternDigitalしか選択肢はありません。
WesternDigital製で500GBが5000円ですから、最良の選択肢だと思います。
WINTEN SSD
システムドライブはSamsung 870EVOがあるので、今回はお遊びです。
WINTENのM.2 2280 SATA 256GB、
WTM2-SSD-256GB 6083を購入しました。
Amazonの商品名は「WINTEN SSD 256GB M.2 2280 SATA 5年保証 日本企業ウィンテンが販売 3D NANDフラッシュ搭載 説明書 保証書付き エラー訂正機能 省電力 衝撃に強い 内蔵型SSD WTM2-SSD-256GB 6083」らしい。
Warranty void if removedとあります。
シールを剥がしたら保証が切れるって言っています。
シールを剥がすとチップと御対面できます。
拡大写真
コントローラーはYeestor製のYS9082HCです。
https://www.yeestor.com/products/detail/i-14.html
隣にあるのがNANDチップですが、ちょっと外観ではよくわからないですね…。
コントローラーが分かったので、ツールをつかってみます。
http://vlo.name:3000/ssdtool/ より、Yeestor用のツールをダウンロードして解析させます。
激安SSDでおなじみのIntelと思われるチップ。
Intel(Solidigm)製NANDなんだと思いますが、品質検査落ちで自社ブランドがつけられないので、捨てるくらいならノーブランドにして外販したチップかな?
こういう激安SSDは中身がころころ変わりますので、販売時期により全く別のチップが入っているかも知れません。
今回のSSDは2023年3月13日にAmazonで購入したものです。
ちなみにCrystalDiskMarkは至って普通です。
WINTENとSamsung 870EVOの比較。
あいどる水晶雫ちゃんかわいい🥰
おまけ(Intel 670p)
Intel 670pは生まれつきQLCで、反QLCのパソコンおたくたちに毛嫌いされるSSDです。
Intel 670pの512GB版は185TBWなので、一般的なTLCよりも保証が短いのは事実。大容量データの書き込みに弱い面もあり、TLCと価格差がなければTLCを買えばいいのも事実です。
チップ拡大
Intel純正品には、ちょっと見えづらいですが、左端のNANDチップにIntelの楕円ロゴがあります。完全にSolidigmに切り替わった製品はどうなんだろう。
コメント
私も今年3月に某激安SSDを購入したら、YeestorとIntelの組み合わせでした。
Intelって本当かよ、偽装品じゃないか?と思っていましたが、
もしかすると正真正銘ホンモノなのじゃないかと考えるようになりました。
IntelのNAND事業はSK hynixに売却されSolidgmとなり、Intel在庫が一気に放出されたのではないかと。